海外クラウドファンディングってどうやって始めるの?クラウドファンディングの始め方

クラウドファンディングってそもそもなんだろう?

クラウドファンディングとは昨今クラウド技術が話題になっていますが、そのクラウドではないんです!
正しくはCloudではなくCrowd、CrowdFundingとなります。
Crowdとは【群れ】や【大勢の】といった意味で、従来の投資=Fundingの形であった
大きな資本を一気に受けるのではなく、小さな投資【Funding】を大勢の人【Crowd)から受ける、といった意味になります。
まだクラウドファンディングについてあまり詳しくない方も、この説明で何となくわかってきたんじゃないでしょうか。

クラウドファンディングサービス、KickStarterとは

今回はザっと読むだけで簡単に理解を進められるように
二大クラウドファンディングサイトの一つであり日本進出もしているKickStarterのことを少しだけ紹介させていこうと思います。

KickStarterとは、2009年に設立されたクラウドファンディングサイトです。
他のクラウドファンディングサービスよりも、kickstarterはクリエイティブなプロジェクトに向けて展開されているサービスです。
Kickstarterにおけるガイドラインとして

「人と共有できるもの」を創り上げるプロジェクトであること。

Kickstarter は、アートやガジェット、イベントや空間作り、アイデアや体験など、あらゆるモノの創作や実現に活用することができます。ただし、すべてのプロジェクトは、なにかを創作し、完成時に世界中のみなさんと共有できるものでなければいけません。つまり、最終的にはクリエイターが「完成しました。みなさん楽しんでください」といえるようなプロジェクトである必要があります。

プロジェクトは明確かつ正直な説明で提示すること。

Kickstarterのコミュニティは信頼とコミュニケーションのもとに成り立っています。プロジェクトは、誤解を招いたり、事実に反するものであってはならず、クリエイターはプロジェクトの詳細や計画を明確に提示する必要があります。たとえば、ガジェットなどの複雑な構造のものを製造して提供する場合、どんなものかを明確にするためプロトタイプをバッカーに公開する必要があります。フォトリアリスティックレンダリング (写実的レンダリング:実写と区別がつかないような写実的な画像の生成) は使用禁止です。

プロジェクトでチャリティーの寄付金を集めることはできない。

非営利団体が Kickstarter でプロジェクトをローンチすることは大歓迎です。ただし、プロジェクトを通してチャリティー (慈善団体・慈善活動) への寄付金を募ったり、寄付を約束したりすることはできません。Kickstarter で集めた資金は、プロジェクトページに記された特定プロジェクトの実現のためにのみ使用できます。

プロジェクトのリワードを株式にすることはできない。

Kickstarter での投資活動は禁止されています。また、プロジェクトのリワードとして、株式、歳入分与、投資機会などのインセンティブを提供することは禁止されています。

プロジェクトは、禁止項目を含んではならない。

詳細は、禁止項目一覧をお読みください。”
https://www.kickstarter.com/rules?ref=global-footer

以上のことがあります。
これに反していない場合は、KickStarterでプロジェクトを開始することできますね。
先ほどもお話ししましたが、クラウドファンディングサービスは多種多様なので
自分に合った規約や文化のサービスを選ぶことが大事ですね。

いろいろな種類のクラウドファンディングサイト

今回はKickStarterをメインに説明しましたが、他にもたくさんのクラウドファンディングサービスがあります。

ファンディング方式は2種類

ファンディング方式も違いがあり、大きく分けると下記の2種類があります。
・All-or-Nothing
・Flexible
All-or-Nothingというファンディング方式は、KickSarterも採用しており
設定した目標金額に達した場合のみ集まった金額を受け取ることができる方式です。
この場合だと、お金を出してくれる人々も安心して参加することができるので、伸び率は圧倒的に大きいです。(もちろんプロジェクトが魅力的である必要がありますが……)
Flexibleというファンディング方式は、設定して目標金額に達せずとも集まった金額をもらえる方式です。
これは主にガジェットやサービスなどではなく、映画や音楽など、芸術系のプロジェクトに多く見られるスタイルです。
少しでも助けになる、といったクラウドファンディングサービスがでてきた初期によくみられたプロジェクトに向いています。

自由性の高いクラウドファンディング

少しづつ気づいてきた方もいると思いますが、クラウドファンディングとはかなり自由にプロジェクトを始めることができ、チャリティやアート、サービス、テクノロジー、アート等
すべてのプロジェクトをチェックすることはなかなか厳しいくらい多くのジャンルで利用されています。

そのため、各ジャンルに特化したクラウドファンディングサイトも多くあり
音楽特化のPledgeMusicはアーティストよるプロジェクトしかありませんし
食品向けのSeed&Sparkや映像作品向けのBarnraiser等、それぞれに合ったサービスを選択していきましょう。

しかし、ほとんどは日本語非対応だったり、日本からのプロジェクト開始が制限されているサービスもあるので、気を付けてくださいね。

まずは初めて見よう!KickStarter

たくさんある中でもKickStarterは日本語対応しています!
もし、画期的なアイデアや実現したいモノがある場合は、まずKickstarterで広く世界に向けてクラウドファンディングを始めてみるといいと思います。

弊社では、日本語非対応・対応両方のクラウドファンディングサイトでプロジェクトを開始したい方への支援サービスを行っております。
日本だけではおさまらない!といった挑戦者の方や日本ではウケないけど海外でなら、といった職人の方まで
多種多様なプロダクトを支援しておりますので、ぜひご連絡ください。